生産者の声 - 農家の方にインタビュー

JA内浦町かもうり生産者さん

山口 弘さん写真  能登町越坂では5名の生産者がかもうりを栽培しています。産地面積は60a。金沢市場を通じて学校給食へ食材提供しており、能登の伝統野菜の食文化を未来へつなげるために頑張っています。
 かもうりは、棚田の高い水田で栽培しています。種は4月に播き、ハウスで1ヶ月ほど管理し、5月に苗を定植します。定植後、自然とつるが4〜5本でてきて、6月頃に開花し、その後実が肥大します。8月に実の表面が白い粉をふいてきたら、収穫します。かもうりは、大きいもので、なんと1個7kgほどもあります。また、表面には細いトゲがたくさんあり、かもうりを素手で持つと、手がチクチクします。
 かもうりは、この地域の農家では、家庭菜園に1株ほど植えて、夏に1回は食べます。唐辛子とだし汁で煮て食べる家庭が多いようですが、あんかけや一夜漬け、油炒めにしても美味しく召し上がることができます。
 佐野ファームでは食育にも取り組んでおり、毎年、近所の幼稚園児に定植作業や収穫作業を体験させています。かもうり重いため、幼稚園児が収穫して運ぶのは大変ですが、苦労して収穫したかもうりを給食で大変美味しそうに食べています。
 かもうりは、地元の直売所では夏になると必ず販売していますので、一度召し上がってみてください。
かもうり-イメージ1 かもうり-イメージ2

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かもうりの写真

かもうりの特徴
・だしを効かせた味付けに合い、和食に適します
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