生産者の声 - 農家の方にインタビュー

小川 奈美さん((株)ミスズアグリ 能登事業所 所長)

ミスズアグリ 能登農場 ベビーリーフ農場長

穴水町旭ヶ丘の大型連棟ハウス(9,360u)でブナシメジ菌床堆肥を活用した資源循環型のベビーリーフ栽培に取り組んでいる。地元集落と連携して「唐川菜」等の地域食材を使用した商品の開発・販売を通じて、地域に元気を創出している。



穴水町でベビーリーフを1ha周年栽培、出荷しているミスズアグリです。ベビーリーフは、何種類もの幼葉をミックスした葉物野菜です。地元下唐川集落で古くから伝わるピリッとした辛みが特徴の「唐川菜」をベビーリーフと組み合わせ、能登伝統野菜として、たくさんの人に食べていただきたいです。また、ベビーリーフ以外にも、唐川菜の色々な食べ方や販売を提案していきます。
奥能登の食材が広まる事で地域の方々の生きがいや、喜びになってくれればと思っています。


お問い合わせ
株式会社ミスズアグリ 能登事業所
石川県鳳珠郡穴水町旭ヶ丘り36-1
小川携帯:070-4128-4210 (※時間8:00〜17:00)

磐持ちの里 唐川菜の会(会長:片岡秋一)
石川県鳳珠郡穴水町下唐川ホ133

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唐川菜の写真

唐川菜(からこな)の特徴
「唐川菜(からこな)」は、穴水町下唐川集落で昔から作られているカラシナ在来種で来歴は不明である。これまで数軒の住民が畑の片隅で育てているほか、民家の周辺や道端、土手に半野生化して生えており、全て自家消費されていた。
春先にさっと湯がいて白菜とともに一夜漬けとするほか、汁物の具材としても使われている。集落の春祭り「だごだい祭り」の御膳には必ず供されるなど神事と密接に繋がり、伝統食としても受け継がれている。

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